ヴァイオリンに詳しい方
ヴァイオリン音楽が好きでよく聞いています。
ですが、世界中にヴァイオリニストが多すぎて誰の演奏が素晴らしいのか全然分かりません。クラシックの知識もほとんどありませんが音楽を聴くのは大好きです。
私がよく聞いているのはヒラリー・ハーン(hilary hahn)です。
あと、ユーチューブで見たら、ユリア・フィッシャー(julia fischer)にも何か惹かれるものを感じました。使用しているヴァイオリンの音色の好き嫌いもあるのでしょうが、あなたが選ぶヴァイオリニストのベスト3は誰ですか?
できれば、演奏者の感性や表現力がひしひしと伝わってくるようなヴァイオリニストを教えてください。
①ティボー
絹のような極細の線でポルタメントを多用した官能的な演奏です。フランクのソナタやラロのスペイン交響曲や小品などセンスが良く絶妙。こんな演奏は現代のヴァイオリニストでは絶対に聴けない!断言する。
②クライスラー
こちらもポルタメントを多用するロマンチックスタイルはティボーと同じだが,ティボーの演奏がイヤらしさを感じさせるのに対し,クライスラーのは全くイヤらしさを感じない。そんなところが大好き。品があるんですね。彼は。でも演奏は19世紀風ロマンチックスタイルですよ。自作の愛の悲しみ,愛の喜び,美しきロスマリンなどヴァイオリンの魅力が詰まってます。私が一番好きなのはオールドリフレインと誰が伝えられよう?,マルティーニの様式によるアンダンティーノ,プロヴァンスの朝の歌,フランクールの様式によるシチリアーノとリゴードン,ジプシーの女,羊飼いの牧歌などです。粋ですよ~
③エネスコ
この人は古典の香りがする曲が似合う。一番うまいのがプニャーニのラルゴだ。まあ,聴いてみてください。とーってもうまいですから。懐かしい気持ちになれます。その他ショーソンの詩曲やダンブロジオのセレナード,バッジーニの妖精の踊りなどもうまいですよ。
④フェラス
この人は,今まで挙げてきたなかで一番イヤらしい演奏をする人かもしれません。聞いていると時折おえっとなります。音程を最初は低めにとって後からずり上げるのでイヤらしく聴こえるんです。でも私は好きです。DGから出てる小品集(アンダルシアのロマンスなどと~ってもうまいです),ラロのスペイン交響曲,ルクーやシューマン,ブラームスのソナタ,ショーソンの詩曲などお薦めです。
⑤エルマン
エルマントーンで知られる彼ですが,あの独特の人懐っこい音色はやはり魅力的です。お薦めはヴィエニャフスキーのモスクワの思い出やドルドラの思い出,キュイのオリエンタル,マスネのタイスの瞑想曲などです。もちろんポルタメント多用,弾き崩しまくりのやりたい放題の演奏です。そう言った点ではティボーも負けてませんが。彼の弾き崩し方は尋常じゃありませんから。ブラームスの協奏曲など面白いですよ。(ティボーの話です)
⑥フーベルマン
ポルタメントを使いまくるという点ではこの人がダントツ!(ただし使い方には品はない)
小品集がお薦めです。ショパンのノクターンの2番やワルツの7番,ツァルツィッキのマズルカ,チャイコフスキーのメロディー,サラサーテのアンダルシアのロマンスなどセンスが良すぎます!とくにノクターンはハマりますね!ラロのスペイン交響曲やチャイコンもうまいです。(ちょっとやりすぎの感がありますが)
⑦サラサーテ
作曲家で知られる彼だが,録音も1903年のがいくつかある。自作がほとんどだが,ショパンのノクターン2番も録音している。(これがまたうまい!テンポ揺らしまくりのやりたい放題の演奏だが)自作では,序奏とタランテラ,序奏とカプリース - ホタ,ツィゴイネルワイゼン,サパテアード,ハバネラ,ミラマールなどが残ってます。どれもこれも感動的な名演です。特に私は序奏とカプリース - ホタが好きです。
⑧グレゴロヴィッチ
とても古い人ですが1909年の録音が残ってます。ヴィエニャフスキーのモスクワの思い出とオベルタスは名演です。歌い回しや間の取り方,ポルタメントのかけ方など最高峰だと思います!ここまでくれば骨董趣味ですが笑
検索すれば出てきますよ。私だってローマ字までは覚えてないですよ。ご自分で検索願います汗 ウィキペディアとかにも載ってますし。ただグレゴロヴィッチは載ってないと思いますので,Karol Gregorowiczです。
歴史的な人か現役の人かの違いなんてないと思いますがね。そんなのどっちでもいいと思います。要は各人が気に入った人を挙げればいいわけですから。
私は、現役の人から選びますよ。一応、生で聴いたことがある人を
選びました。
①フランク・ペーター・ツィンマーマン 独
Frank Peter Zimmermann 有無を言わせぬ実力こそ個性。
サヴァリッシュ最後のN響公演で弾いた、ブリテンは忘れられない。
②アナ・チュマチェンコ 伊
Ana Chumachenco 音色と楽器の鳴り方が最大の個性。
ミュンヘン音大の大先生でもある。
③ジル・アパップ 仏
Gilles Apap 最高に巧いからできるビックリ・パフォーマンス。
ピアノでいう、グルダ系のアーティスト。
地域が変われば、スターも変わる・・・。
わたしは歴史的な演奏家で…
☆ダヴィッド・オイストラフ
骨太な、非常に濃い演奏。シベリウスを聴いてはまってしまった。
☆ヤッシャ・ハイフェッツ
とにかくうまくて、速い。カデンツァもオリジナルを使っていたりして飽きない。ベートーヴェンのコンチェルトが良かった。
☆ジノ・フランチェスカッティ
音の美しさは天下無双。スプリングソナタをきいて、音のあまりの美しさにため息をついてしまった。
他にも、無敵のクライスラー、いぶし銀のシゲティ、天才メニューイン、クールな情熱ミルスタイン、ブッシュ、フーベルマン、エルマン…などいろいろいすぎるでしょうが、わたしの好みは上の3人です。
ローマ字の綴りってナンだよ!笑
原語(英語)表記が知りたかったら、カナで検索かければウィキやジャケット画像に出て来るヨ。
◆アリーナ・イブラギモヴァ・・・彼女の無伴奏は、この若さでスゴイと思った
◆セルゲイ・ハチャトゥリアン・・・ノーブルで美しいシベリウスにシビレた
◆ジョシュア・ベル・・・ライブでのシベコンは鬼神がのり移ったような爆発的な演奏でビックリした
◆シルヴィア・マルコヴィチ・・・V版アルゲリッチ?すでに50代だが、燃え盛る情熱の歌姫って感じ
◆ニコライ・ズナイダー・・・やはりライブのシベコン(はベスト5(97枚中)に入る超爆演で大満足
◆アン・アキコ・マイヤーズ・・・美しさで言うコトな~~~~~し!
http://youtube.com/watch?v=T06uK78b2ME コレこそ美女と野獣?の共演だぁ!
◆アラベラ・美歩・スタインバッハー・・・彼女も期待してるのだ。youTUBEでドホナーニ、CSOとのシベコンが見れたんだけど、削除されてしまったみたいで残念。音源はCD-Rで入手できるけど、これも素晴らしかった!
*チェリーさんの挙げてるグリっちはねぇ。。。プロコとシベリウスのコンチェルト、オンマイクなのか終始ハナイキがフガフガ聞こえて
愉しめなかった。><!
◆ドゥヴィ・エルリ・・・彼の無伴奏も好きだなぁ。。。。
1) カルミニョーラ
2) クレーメル
3) グリンゴルツ
かな。。。硬派ですね。。。。樫本大進も良いなあ。。
1 マキシム・ヴェンゲーロフ・・・病気で引退しちゃったけど残されたCDはどれも絶賛に値する。
2 五嶋みどり・・・音楽魂の大きさが違う。常にスリリングだし優しい表情も抜群。
3 ナイジェル・ケネディ・・・クロスオーバーな演奏家のイメージだがクラシック作品の演奏が抜群。上手いだけじゃなくとにかく楽しい。
あえて過去の大演奏家ではなく、今を感じさせてくれる人を選びました。
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